2025/3/20

リーダ―が実践‼防災パッククッキング

高松北ブロック勉強会

講師:パッククッキング協会ジャパン認定講師 寺尾華菜子防災士

 高松北ブロック勉強会が2/8、屋島西コミュニティセンターで行われました。 タイトルの“パッククッキング”…聞き慣れない方もおられるでしょう。

大まかな手順を説明してみます。
①一枚の耐熱ビニ―ル袋に
②食材と③その食材が煮える分量の水分や調味料を加えて
④鍋にはった熱湯を沸騰を保ちながら約30分漬けておくと
⑤温かな食事の一品が出来上がる~という方法です。

 注意する点さえ担保出来れば、いつでも、どこでも、誰にでも、気軽に、簡単に、気負わずに、いつも身の回りにあるアノ食材が、心も体も、そして人と人との絆も、温められる魔法の食品に変身させることが出来るのです!ホントにそうなんです。
 会場からは、驚きの声や感嘆の声が、老若男女問わず湧き出て、狭く寒かった厨房が穏やかでHOTな空間になりました。
最年少の小学校1年生の女児が一番の注目を集めていましたが(笑) このパッククッキング、これを読んで下さっている方は既に思い浮かんでいるかと。まさしく防災用の大きな手段になり得るかと思います。
 パッククッキング協会ジャパンではどの家庭にもある材料で調理することで、結果的に防災時にも使える新しい調理法をもっと伝えていこうという趣旨で2年前に設立して下さったようです。
 私も数年前に初めて体験したときは、”目から鱗”。家でやっても再現性があり、それ用の道具も揃えて南海トラフに備えています。発生時、香川県は後回しとも聞きますし、実際実情を踏まえて観ても、自助・共助をこういった方法等で確立させておいた方が減災に繋がると思います。
マイクロプラスチックの問題もありますが、災害用として発生後の急場を凌ぎ二次災害を生き抜く手段の一つになるかと思いました。

 なお、この勉強会にはNHKの取材が入り、ニュース番組で放送されました。

当日の様子です↓ NHKニュース 
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20250208/8030020281.html