2024/9/5

高松西ブロック 第3回勉強会

高松西ブロックでは、8月10日10時から17名の会員の参加の下、高松市国分寺町の国分寺北部コミュニティーセンターにおいて、第3回勉強会を開催しました。
 まず、防災まち歩きや防災運動会などの活動が盛んな香西地区の防災士から、防災士になった経緯を踏まえた自主防災会の活動の状況について報告がありました。

香西地区の防災活動について
(岡田防災士)

報告のあった後、会員の間で発災時に避難を行う際の安否確認や1次避難所の有無などについて、各地区の取組状況を話し合うことができました。

 令和6年度家具類固定事業サポーター研修会を受講し、実際に丸亀市において活動を行った防災士から、家具類固定を行う注意点や現場における依頼者の反応などについて報告があり、9月以降の活動に向けた改善点等について議論をすることができました。

令和6年度家具類固定事業サポーター活動について
(藤村防災士)

 2018年に起こった愛媛県西予市における西日本豪雨の被害や香川県における平成16年台風23号に関する被害を参考に、香東川上流の内場ダムや椛川ダムの緊急放流が行われた際の河川情報の分析結果の報告があり、河川情報を参考に、各自治会単位で独自の避難のタイミングを想定する必要性について会員間で共有を図ることができました。

内場ダムの放流と香東川の水位について
(向井防災士)

 最後に、8月8日に起きた日向灘を震源とするM7.1の地震を受け、気象庁から、次の巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)が発表されたことを受けて、改めて、防災士として何をなすべきかについて、会員の意見や各地区の状況を話し合い、発表後1週間の備えについて考えることができました。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表を受けた会員間の議論