いまや生活必需品にもなっているスマホですが、その機種や契約キャリア、使い方、使用頻度、ダウンロードされているアプリは千差万別であります。
今年度の勉強会では「災害時のスマホ活用」というテーマで、本日と10月の2回にわけて、山下講師よりご講義いただくことになりました。
基礎編である本日は、災害時のスマホ活用3つのポイントとして
1. 安否確認
2. 情報収集
3. 電池を長持ちさせること
を軸に、LINE機能の紹介と実践、公式アカウントや防災関連アプリの紹介、情報・メディア・ネットリテラシーが不可欠であることを教えていただきました。
1.災害用伝言ダイヤル、公衆電話、LINE、SNSを使用した安否確認手段があること。LINEの「ステータスメッセージ」部分を使えば、これも十分な安否確認欄!とは目からウロコ。自分の所在を伝えるための位置情報共有のやり方を、参加メンバーによるグループLINEにおいて実践してみました。
2.数多ある情報の中にはフェイクが含まれていることも念頭に、本当に信頼できる情報かどうかを熟考すること。そして官公庁等が発する公式アカウントからの情報を優先することが大切です。
3.発災前に予備バッテリーを準備しておくこと、発災後は極力バッテリー節約できる機能に切り替えることが紹介されました。
省電力モードの設定方については、機種による操作の違いもあることから、次回、その詳細について学習を深める予定です。また、通信障害が起こった時に使えるフリーWi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」、その悪用事例など、山下講師のお話の中には利便性のみならず、使用時における注意喚起やアプリの日頃の使用感を大切にする心得を伝えていただき、大変有益な学習の場となりました。
時間:10:00~12:00
場所:せとうちサスティナブルヨットハーバー
講師:山下 倫奈さん
聴講:13名